AAA/AATボランティア募集
老人保健施設「宗像アコール」での動物介在活動・動物介在療法の活動に参加していただけるボランティアスタッフを募集しています。

■ホメオパシーについて


自然な素材  ドッグフードやジャーキーなどの加工食品を長い間与えていると、防腐剤や質の悪い原材料などの影響からか、アレルギー性皮膚炎や外耳炎、結膜炎などの慢性疾患にかかる犬が増えています。これらの慢性疾患を治すためには、治療に平行して自然な素材の食事を与える必要があります。そのためには食事をすべて自然な素材に変えなければなりません。そうでなければ病気と闘うことはできないのです。
 自然な素材を使った食事はさまざまな新鮮な材料をバランス良く取ることが大切です。少数の好みの材料に偏らないようにしましょう。ごはん・パンなどの穀類を3割、キャベツ・ニンジンなどの野菜類を3割、肉・卵などの蛋白質を4割ぐらいのバランスで与えます。この割合は年齢や病状によって変わります。
ホームメイド食の例 (クリックで拡大)
ホームメイド食
ドッグフードからホームメイド食に移るときは少しずつ段階を踏んで、消化酵素などの助けを借りながら移行しましょう。
穀類 炭水化物の主な供給源である穀類は最大50%まで与えても良いのですが、通常は30%ぐらいにとどめましょう。最も与えやすいのはご飯です。ごはんは白米よりも胚芽米または玄米のほうがビタミンが豊富で好ましいのですが、消化が困難になっていきますので、最初から玄米を与えることは避けましょう。大豆ととうもろこしは犬では消化が困難であり、胃捻転や鼓腸症の原因にもなりますので与えないようにしましょう。一日に消化できる穀物の量は、犬では体重1kgにつき30g、つまり10kgの犬では300gに過ぎないといわれています。そのほか、うどん、そば、そうめん、パスタ類は消化も早く、犬も好んで食べてくれますが、麦に対してアレルギーを示す犬がいるので注意が必要です。
野菜 野菜は栄養素の宝庫です。私のクリニックで出会う15歳以上の高齢で健康な犬はみんな野菜が大好きです。29歳まで生きて、ギネスブックにも載ったオーストラリアの犬の毎日の主食はキャベツの芯でした。タマネギとネギとを除けば、ほとんどの野菜が与えられます。ダイコン、ニンジン、キャベツ、セロリ、ブロッコリー、ジャガイモ、カボチャ、サツマイモ、ハクサイなどの根菜類は煮て、スープごと与えます。そうすれば水に溶け出す成分も逃がさず、消化されやすくなります。レタス、キュウリ、パセリ、明日葉、サラダ菜などは細かく刻んでそのまま、またはスープに入れて与えます。生で与えることにこだわる場合はフードプロセッサーにかけたり、ニンジンやセロリ、キュウリなどをおろし金でおろして与えます。野菜に含まれるビタミンCはポリフェノールで保護されているので熱を加えてもほとんど破壊されません。ジャガイモをゆでてもビタミンCの80%は残っています。また、抗酸化物質やその他の栄養素は細胞の中に入っているので、生のままで食べると細胞の壁が破れずに腸を素通りしてしまいます。生野菜に含まれるビタミンCのうち体に吸収されるのは20〜30%だといわれています。しかし、野菜を煮れば細胞の壁が壊れてこうした有効成分が外に出てくるので、野菜は煮て、スープごと与えるのが良いのです。
煮るときは弱火でゆっくりと煮るほうが熱による破壊が防げます。このほか、にんにく、シイタケやシメジなどのきのこ類、ワカメ、昆布、ひじきなどの海藻類は免疫を強化します。果物の役割も大切です。リンゴは腸内の善玉菌を増やし、体内の毒素を除去する働きがあります。ミカンとアーモンドには腫瘍抑制作用があります。カリウムを多く含むバナナは心臓を保護します。果物も欲しがれば与えましょう。バナナやアンズなどのドライフルーツはおやつとしても最適です。
蛋白質 蛋白質の供給源は肉類、魚介類、卵、チーズ、豆腐です。肉類には牛肉、豚肉、ラムなどの赤身の肉と、鶏肉とがあります。若いときは赤身の肉でも良いのですが、健康で長生きをさせたければ鶏肉をお勧めします。鶏肉はササミやモモばかりではなく、レバーや砂ずりなども必要です。魚は骨があるので注意して与えます。シーチキンやさばの水煮など缶詰も使いやすいでしょう。たまごは毎日与えても良い質の高い蛋白質ですが、必ずゆでるか、加熱して与えましょう。
それから豆腐の存在を忘れてはなりません。豆腐も味噌も優れた蛋白質で、豆腐の味噌汁は下痢をした犬の回復食として使われます。最近、生肉を与えることが注目されています。確かに生肉は消化、吸収にすぐれ、熱に弱い酵素などの栄養素にも優れています。しかし、取り扱いが難しく、抵抗を示す犬もいるので、犬の反応を見ながら注意して与えましょう。犬に骨を与えるときは必ず生の骨を与えましょう。骨を与えるときは注意が必要です。