一方、毎年の過剰なワクチンが病気を引き起こすことも明らかになりました。自己免疫性溶血性貧血という病気がワクチンの接種と関連があることが発見されたのです。調査した例のうち26%がワクチン接種後1ヶ月以内に発症していました。この病気は免疫系が混乱して暴走することによっておこります。また、猫では白血病ワクチンを注射した部位に癌が発生することが報告され、ワクチン誘発性繊維肉腫と呼ばれています。ちなみに当院では猫白血病ワクチンは使用していません。このワクチンは1才以上の猫には必要ないと言われています。 現在、ワクチンを注射した後に関連して発生する病気として注射直後のアレルギーやショック、甲状腺機能低下症、アレルギー性皮膚炎、外耳炎、膀胱炎、関節炎、慢性上気道炎、テンカン、ある種の問題行動などが指摘されています。これらの病気はワクチンの後に高い割合で発生し、治療しても翌年のワクチンの後に再び発生する傾向があるのです。また、ワクチンの過剰接種は免疫系に混乱を与えるので免疫やアレルギーに関連した腎不全や癌など致命的な疾患を誘発する疑いも議論されています。 私の経験からも同じことが言えます。以前、毎年春にワクチンを注射していたころは梅雨時になると皮膚病にかかる犬が多数いました。これは暑くてじめじめした季節のせいだと思っていました。ところが3年毎の接種に切り替えた次の年の春はほとんどの犬にワクチンを打たなかったのですが、梅雨時の皮膚病が激減したのです。それだけではなく外耳炎やアレルギーなど比較的夏に出やすい病気も同じように減少しました。また、癌にかかった犬の病歴を調べるとほとんどの犬が毎年ワクチンを受けていました。そして、アレルギーやアトピー性皮膚炎の犬の多くが毎年のワクチンを中止することで自然に治癒していきました。 ワクチンの中のどのような成分がこのような不調を引き起こすのでしょうか。ワクチンには生ウイルスのほか安定剤としての水銀や牛アルブミンが含まれています。特に牛アルブミンはWHO(世界保健機構)が人のワクチンの安全基準としている量の1,000倍から70,000倍も含まれていることが2005年に判明しました。つまり動物のワクチンは人のワクチンよりも品質が劣り、粗雑に作られていたのです。これらもアレルギーやショックの原因となっているようです。 |